第2回公判期日の感想
第2回公判期日が終わった。
第2回公判期日は、
まず、弁護団から公判進行に対する意見がなされ、
その後、弁護団から冒頭陳述に対する削除申立て、
冒頭陳述に対する求釈明がなされた。
検察官からは釈明する気がないという趣旨の釈明と
冒頭陳述の一部訂正
(Winnyのバージョンを間違えたということである。
児童ポルノも著作物というのは、頑なに維持
していた。)があった。
そして、事前に証人決定していた、
警察官2人について、いきなり主観を立証する趣旨
であるという事なので、弁護団から異議申立がなされて、
その後、証人2人に対する主尋問があって、
次回は反対尋問となった。
検察官の態度は予想どおりであった。
公訴事実には、最大限に広い幇助行為を
記載しておいて、
冒頭陳述は個人の人格攻撃に専念、
そして釈明には一切答えず。
予想外だったのは、検察官のネットの知識であった。
たとえば、パソコンにあるファイルを、
「これはWebの一部ですか?」と尋問してみたり、
(どうも、弁護団側の冒頭陳述を見ていなかったようである)
彼は、「・・・の弁護人」とすべきところを、「・・・の弁護士」
と証人に言わせてみたり、他にも苦笑することがかなりあった。
確かに、裁判は、ネットの知識を発表する場所では無いし、
「赤ん坊」の私が突っ込むのもどうかと思うのだが。。。
第3回公判期日は、平成16年10月15日の午後1時半からである。
弁護団の反対尋問の予定である。
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