Aerie
日本ソフトウェア科学会のシンポジウムが、
開催されたとの記事を見た。
匿名プロキシサーバの一般公開が中止されたとの話を見た。
今回の逮捕が原因で技術開発が萎縮した実例であろう。
非常に、残念な事である。
やはり、今回の事件の与える影響は大きなものがある。
警察や検察は、何が違法で何が適法になるのかを
これまで全く明らかにしていない。
ここでもガイドラインの必要性が訴えられているが、
ガイドラインと言っても捜査側がそれに従わなければ
意味がない。
そもそも、今回の逮捕もそれまでの認識をひっくり返すような
(異論はあろうが、当時、アメリカのグロッグスター判決から、
日本でもピュア型P2Pのファイル共有ソフトの提供は、
適法とされるだろうと考えていた人は少なくない)
逮捕なのだから。
検察には、日本の技術開発の今後のためにも、
Winnyの何が違法であるのか。
誠実な釈明を望んでいる。
あと、記事に対して言いたいことはいろいろあるが、
突っ込みだしたらきりがないので、
とりあえず今回は見送り。
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