2ちゃんねるって
「ひろゆきって人が、名誉毀損してるところでしょ?」
友人の弁護士から聞いたこの一言が事の発端である。
「2ちゃんねる実際に見て、それからしゃべれや!」と思ったのである。
個人的には、現在の判例・実務は2ちゃんねるを中心に進んでいるが、現在の判例の基準がそのまま適用されれば一般の企業やさらには、この事務室のようなまったり系ブログにまで拡張した場合、非常に問題ではないかということを考えている。
それで、いろんな立場の人を集めたらおもしろいんじゃないか?ということで、私が企画部長を務めているサイバー法の勉強会「電子商取引問題研究会(この会、ネーミングに難ありではあるが)の企画として、弁護士対象に電子掲示板についての講演会を6月30日に開催した。
講演の講師は、サイバー法研究の重鎮、そして先週頃からはブログ界の八百屋お七とも呼ばれている町村教授、企業側の担当者として富士通(株)の丸橋透氏、サイバーポルノの第一人者奥村徹弁護士
そして、2ちゃんねるのひろゆき氏
会場には、橋下徹弁護士の顔も拝見できた(というよりすごく目立つ)
なかなか、豪華な面々で講演・パネルディスカッションがおこなわれた。
少なくとも、ひろゆき氏に実際に来てもらって、本人の言葉で話をしてもらうとうのは非常に有意義であったというような気がする。
会場からは「訴状受け取れやゴラァ!」という声が、ボンボン上がるかなと思っていたのだが、実際はそうでもなかった。
んで、この会にはオチがある。
なんと、ある弁護士さんが申立をして、この会のひろゆき氏に対する謝礼金を債権差押えしてしまったのである。
個人的には、ひろゆき氏の財産を押さえようがそれはそれなのであるが、今回の企画は勉強会の会員が、費用を出し合って大阪の弁護士のみんなに理解を深めようと思って企画したものである。このような事をしていると、これから企画が困難になる。自分たちの理念が理解してもらえずにガッカリである。
で、その申立をした弁護士さん、自分は講演会場に顔を出していたのである。
どうですかねぇ、こういうの。
んで、町村先生の一言
「壇先生、ブログの写真より大分太ってますねぇ」
ぇぇ、そうですよ。認めますよ。
見合い写真って言われてますし。。。
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