チャリティとP2P
アメリカのハリケーン「カトリーナ」では、エンターテイメント業界によるチャリティの動きが活発のようである。
記事
私は、阪神淡路大震災で引っ越しを余儀なくされた一人なので、アメリカのある意味健全さが非常にうらやましくもある。
(ご指摘を受けて、変更いたしました)
ところで、チャリティは現在コンサートによる方法がある。他に、赤い羽根募金やホワイトバンドプロジェクトのような広く参加者を募る方法もある。
前者は寄付する側に満足感が高いという利点があり、後者には広く参加者を募りやすいという利点がある。
私としては、コンサートの映像をDRM処理したデジタルデータにしてP2Pで販売し、その収益金をチャリティに回すという方法であれば、両者の良さを生かすことができるのではないかと考えている。
DRMをきっちりすれば違法コピーの問題はほとんど改善するし、なんと言っても、日本には優れた配信能力のあるP2Pシステムがあるのである。その場合、コンテンツを買うだけでなく、余ったPC能力をシステムに提供することも一つの寄付になるはずである。
P2Pファイル共有ソフトは権利侵害の道具との批判を受けてきた、しかし、使い方によっては人を救うこともできるはずである。
人は、私の言うことを夢物語と思うかもしれない。
しかし、私は真剣である。その日が来る日も近いと思っている。
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