LSE設立集会
10月8日に、ソフトウェア技術者連盟の設立集会に参加した。
人数は決して多いとは言えなかったが、結構、普段ブログで拝見しているお方や、高名なプログラマを拝見できて良かった。金子氏の話しも笑いをとり(まぁ、もともとサービス過剰な人なのだから、予想可能といえば、そうなのだが)無事終了した。会の開催に尽力していただいた皆様や出席していただいた方々には、この場を借りてお礼を申し上げる次第である。
打ち上げは、予想通りWinnyの技術出版記念サイン会になった。金子氏の絶大な人望を目の当たりにして、この事件についても決意を新たにしたところである。
しかし、課題はたくさんある。
たとえば、特許に関しては社員が開発した場合には、報償請求権が法律上認められている。しかし、プログラム著作物やウェブデザイナには、法人著作物となった場合であっても、報償は認められていない。経常利益1000億円を生み出した特許の発明者は合計数億円の対価を得ることが出来た。しかし、ソフトウェア技術者は数億円どころかサービス残業や不利益な契約を強いられているのが現状である。彼らに正当な対価が与えられるようになってほしいと思うところである。
最終的には、LSEはEFFのように育っていってほしい。しかし、日本では、EFFより以前に、EFFの推進力となったような成功者自体が存在しないのである。
道は長い。しかし、努力によって切り開いて行かねばならないと思う。
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