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ソフトウェア技術者連盟(LSE)国際大学グローバル・コミュニケーション・センター合同セミナー~その3

平成18年1月28日開催
「ソフトウェア技術者連盟(LSE)国際大学グローバル・コミュニケーション・センター合同セミナー」

大盛況であった。「Winnyの技術」をもって、金子氏にサインを求める方がたくさんいた。
こういう場に出ると、自分たちの弁護についての意義を再確認させられ、身が引き締まる思いである。

前半は、金子氏が、語るWinnyの技術であるが、私的には、金子さんがちょっとあがっているのを見て、子供の発表会を見守る親のような気持ちでヒヤヒヤしながら見ていた。

後半はWinnyの社会・倫理がテーマである。Winny利用者を社会学的な切り口から考えてみようというのが主題であったのだが、メインがWinny制作者の倫理になって皆さん結構暴走していたというような感じであった。
立場はそれぞれであるが、いろんな方がいろんな切り口で議論することはとても大切だと思う。

あえて、個人的な見解をいうと、技術開発は常にパラダイムシフトを生み出してきた。たとえば自動車は、開発されてからあらゆる問題を起こしては解決され、現在も公害問題や交通事故などいろいろな問題を引き起こしている。そうやってパラダイムシフトが起こっているのである。それだけの力があるからである。

インターネットはそれを凌ぐ力をもった技術かも知れない。世界レベルであらゆる問題が起こっているにも関わらず進み続けている。ファイル共有はその一つにすぎない。私としては、Winnyは他人の遊休リソースの利用という問題を提起したことが大切で、著作権の問題はやがて解決するような小さな問題ではないか?という気がしている。

世界的な目で見れば、ファイル共有というのは、とても強い推進力をもった技術である。技術は問題になった時点で止めれるようにするべきだという意見があるが、仮に一般論としてはそうだとしても、ファイル共有に関してはどうかと思う。必ず海外から黒船がやってきてデファクトスタンダードになる。その時期はもうそこまで来ている。価値を正しく評価し伝え発展させる事こそが、ファイル共有という技術に必要なのではないか。大切なのは、机上の議論ではなく、企業や利用者の現実の力である。

セミナー終了後、小倉秀夫先生と少し話しをしたが、実は、生小倉先生と話しするのは初めてであった。これは意外。

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ソフトウェア技術者連盟(LSE)国際大学グローバル・コミュニケーション・センター合同セミナー~その2

平成18年1月28日開催
「ソフトウェア技術者連盟(LSE)国際大学グローバル・コミュニケーション・センター合同セミナー」

であるが、参加者が100名を超えて募集を締め切ったそうである。
別に金子氏だけでなく、豪華な面々が集うだけにこれだけの参加者が来たのであろう。

ちなみに、金子氏に直接質問や「一言もの申す」的な議論をふっかけるのは受け付けないので、ご注意願いたい。節度ある対応をあらかじめお願いしたい。

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自白供述の信用性

名古屋地裁で無罪判決があったようである。

まず、検察官控訴は必至なので、結論づけるべきではないが、記事を見る限り判決の中で自白調書の信用性をし「客観的状況は捜査機関がすでに把握し、犯人でなくとも想像で供述できる。捜査官の誘導を否定できず、証拠関係を前提にする限り、犯罪の証明がない」ということである。

たいていの調書は、捜査側が客観証拠を集めて、客観証拠に合致するよなストーリーを作ってされるので、自白調書にはっきり矛盾がでるということは珍しい。一般には、「やってなかったら自白しないはず」と言われるが、「やってなかったら、捜査側の作文した調書に署名しないだろう」というのは、結構そうでもないのである。調書の法的意味を理解して取り調べを受けている人などほとんどいない。
その意味で、ここまではっきりと指摘した裁判所には、すこし溜飲が下がる思いである。

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債務弁済計画案β3.0

大阪弁護士共同組合のコンピュータネットワーク委員会の企画で、業務用ソフトの提供をお願いされたので、従前使っていたものを改良して提供することにした。

しかし、デバッグがめんどくさくて仕方ない。
というわけで、公開するので、弁護士の方は使ってみて、バグがあったら、直接メールでもいただけるとありがたい。
一応弁済計画案を自動的に作るエクセルシートである。
債務者名、債権者名、弁済金額、弁済回数などを入力すると自動的に各月の支払額が入力される。

専門家の人には、あまりに稚拙な関数の処理だが、行き当たりばったりの思いつきなので、そのあたりはお手柔らかに。

それにしても、このようなソフトは、利用者が限定されているので、テスターの選定が難しい。金子氏が、技術あるものを対象に2ちゃんねるにWinnyを公開した気持ちのはとても分かる。

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ホリエモンの逮捕

ガサ入れから約1週間なので、おそらくだいぶん前から決まっていたスケジュールどおりであろう。

この時期は、捜査側からリークされたとしか思えないような容疑者に不利な情報(有利な情報はまず報道されない)が、いろいろと出てくる時期なので、マスコミ報道を鵜呑みにすることは禁物である。ただ、当初から検察がホリエモン狙いであることを認めるような報道がなされていたことからすると、かなり関係者の供述を固めていたのであろうとおもわれる。
他にもいろいろ推測されるようなことはあるが、公ではよろしくないし、間違えていたら、落合先生につっこみを受けるかもしれないので、やめておく。

そもそも、新聞報道のようなことを書きたい訳ではない。
今回の事件で感じたのは、弁護人と依頼者の関係である。
今回の報道を見ても、当初から、自分で取材に応じたりしているが、本人は得てして自分でしゃべりたいものである。しかし、報道記者を言い負かしてもなにもならないのである。話は事実の全容を把握してからでもまったく遅くない。
というわけで、逮捕前の大事な時は、事実の把握に全力を尽くすべきであるのだが、この件では本人が直接マスコミに対応しているのが散見される。本人が、弁護士を信頼していないときにありがちなのである。

Winny弁護団に関しては、金子氏から信頼されているのだということである。
そういうことにしておこう。

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ワン切り

電話局の交換機をダウンさせた事件以来下火になっていたワン切りであるが。
ぼちぼち、復活の気配が感じられる。
今日の4時03分に011-738-8281から電話があった。
北海道にはお友達はいないので、ワン切りというのもありありだが、あえてコールバックした。

「マコはねぇ。…1をプッシュしてぇおねがいぃ」
さすがにあほくさくなって、1をプッシュするのはやめてしまった。

しかし、早朝の4時にワン切りというのは、どうしたものか。
迷惑メール防止法はザル法ながらあるが、迷惑電話防止法というのはない。
こちらもがんばって欲しいところである。

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神戸院生暴行死事件最高裁決定

最高裁のHPには無いが、2002年に神戸市で大学院生が、暴力団員らに暴行を受け死亡した事件で、警察の捜査怠慢を理由に県に対し損害賠償を求めていた事件で、被害者側の勝訴が最高裁で確定した。

記事を見るかぎりでは、大阪高裁の和解勧告を無視して判決となり、さらに上告までして敗訴したにもかかわらず、被害者には謝罪の言葉も無いようである。
しかも、記事を見る限りでは「(暴行の)きっかけをつくったのは息子という趣旨の主張を県警は繰り返した。」ということもあったようである。

ところで、この事件は県が相手なのだが、国が相手の事件では、検察官や裁判官が出向(不正確な表現ではあるが)して訟務検事として、国側の代理人になる場合があることはあまり知られていない。
この訟務検事は、ときとして「ホントに裁判官か?」といいたくなるような、主張がなされることもある。そんな人が裁判官に戻っても、公平な判断など期待できないと思ってしまう。

私たち法曹は、依頼者のために働いている。しかし、常に自制しなくてはならないのである。そのことは忘れがちである。ごちゃごちゃ言っているが、この事件で言いたいのは、「現に人の命が失われているのである。警察のメンツというのは、そこまでしても守らなければならないのだろうか」ということである。

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ソフトウェア技術者連盟(LSE)国際大学グローバル・コミュニケーション・センター合同セミナー

LSEの活動の一環として、
国際大学グローバル・コミュニケーション・センターと合同でセミナーを開催することになった。

このセミナーでは、金子氏が「winnyの技術」をテキストにして、当時達成した技術について講演をする予定である。

技術を知らない者が、包丁とかピストルとかをマスコミに言っていたころから思えば、Winny制作者がその技術を大学関係の団体で講義をできるまでに至ったことは、感慨深いものがある。

というわけでプレスリリースを貼っておくことにするので、
興味がある方は参加されたい。

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 ソフトウェア技術者連盟(LSE, http://www.lse.or.jp/)は、国際大学グロー
バル・コミュニケーション・センター(GLOCOM, http://www.glocom.ac.jp/)
のP2Pインフラストラクチャ研究会との協力により、合同セミナーを開催いた
します。
 今回はWinny開発者で『Winnyの技術』(アスキー刊、2005年10 月) を上梓し
た金子勇氏を迎え、ソーシャルウェア開発の倫理と設計について議論します。
みなさまの積極的な参加をお待ちしております。


 P2Pインフラストラクチャ研究会 LSE東京セミナー 合同研究会

日時: 2006年1月28日(土) 15:30~18:00 (開場 15:00)
会場: 国際大学GLOCOM
*〒106-0032 東京都港区六本木6-15-21 ハークス六本木ビル2階
*地図: http://www.glocom.ac.jp/j/access/
*地下鉄 日比谷線・大江戸線「六本木」駅 下車 徒歩10分強

参加費: 無料

研究会テーマ:
 P2Pインフラストラクチャ研究会では、P2Pが社会インフラとなり、誰もが
P2Pサービスを利用できるような情報社会の可能性について検討します。
 今回は出発点としてWinnyに着目します。ご存知のとおり、Winnyの開発者の
金子勇氏は、著作権侵害幇助罪で係争中ということもあり、「反社会的」な方
向で理解されています。しかし私たちの考えでは、Winnyは優れて日本の社会
的文脈に適応された、「社会的な」ソフトウェアです。Winnyは社会的なのか、
反社会的なのか、あるいは脱社会的なのか。Winnyの達成を踏まえ、P2P がイ
ンフラ化した今後の情報社会を展望します。

プログラム:
開催挨拶
招待講演 金子勇 「『Winnyの技術』を元に当時の到達点を明らかにする」
基調報告 山根信二
      東京大学大学院学際情報学府博士課程, CPSR/Japan, GLOCOM主任研究員(併任)
パネルディスカッション
[トピック予定]
・『Winnyの技術』を読む――Winnyが優れて「社会的」といいうる背景
・Winnyの「匿名」概念の特異性
・暗号セキュリティ研究の文脈から
・2ちゃんねる型開発――「電車男」とWinny
    ・日本的文脈への適応――ブログ(はてな)やSNS(mixi)との並行性
・技術的最適化と社会的最適化
・P2Pソフトウェアの設計と倫理、技術と価値
(パネラーは現在調整中)
(研究会後に参加者が自由に談話できる時間を設けます)


問いあわせ:
 事務局への問い合わせは、なるべくE-mailにてお願いいたします。
  国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)
  P2Pインフラストラクチャ研究会事務局 濱野
  Tel:03-5411-6688 / PHS 070-5519-9387 / FAX:03-5412-7111
最新情報は、GLOCOMウェブサイト http://www.glocom.ac.jp/ にて公開します。

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