第19回公判
今日は、村井教授の尋問であった。
なかなか、渋い声でWinnyの技術的価値を話していただいた。
Winnyの技術やそれに対する技術者の評価というのは、
法律しか解らない人たちにも伝わったのであろうか?
ホントのことを言うと、村井先生は、超忙しい方なので、
何かあってはいけないとビクビクものだったのである。
当日、お会いできたときは「やったーーー!」って感じである。
次回のメインは被告人質問である。
また、来ていただきたい。
で、今日の一言
「確認君で確認できたのは墓穴だけだったりして」
追記
internetwatchに尋問の記事が出ていた。
こういう記事は、えてして司法記者は書かない。
だから、金子氏のメディア露出が少ないという批判もあるが、選ばざるを得ないのである。
おまけ
落合先生も来られていたようである。弁護人席は傍聴者がよく見える。大抵は、誰が来てるか分かるのだが、気付かなかった。
さらに。
いろいろ反響があるようである。
Winnyに関する意見はよく聞くし議論をすることは大切と思う。ただ、私が戦う相手は検察や裁判所であって、この件で、時間を使って、その他の人と議論をすることには意義を見出し難いので、あまり、自分で議論をする気はない。
あえて、一言だけ言うと、Winnyに送信者のIDをつけて匿名性を失わすべきであったという考えに対しては、私はそう思わない。そのようなことくらいでは、なりすましは防止できないし、匿名=違法・卑怯ではないと思うからである。
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