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2006/02/01

安田弁護士事件の控訴審が始まる。

アサヒコムから

告訴の旗振りをしていた弁護士は、当時正義の弁護士で絶賛されていた。テレビ出演や出版もあった。しかし、その弁護士も別の事件が原因ですでに弁護士では無い。私も、某債権を回収する会社の仕事をしたことがあるのだが、これらの事件はかなり悪影響があったことは事実である。バブルで踊らされてたのは、何も不動産業者だけでは無かったのかもしれない。

ところで忘れてはならないのは、この事件、東京地裁の保釈決定を、東京高裁が取り消すことが3回もあったのである。法定刑2年の事件で9ヶ月以上の勾留というのはあまりに意味がない。まさに、検察のメンツと高裁の糺問主義の強力タッグという感じである。

現在の刑事司法を巡る現状は目を覆わんばかりのものである。

弁護人の方々の努力は大変なものがあるとは思うが、がんばっていただきたいと思う。

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