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2007年3月16日

2007/03/16

kaneko's software 復活

3年以上の沈黙期間を超えて3月3日に  kaneko's software pageから、NekoFight Ver1.5 が公開された。

今回は、脳の学習アルゴリズムにチャレンジのようであるが、私は、ややこしいことよりも重力切って漂っているのが好きだったりする。

今回の再開は、もちろん金子氏の希望ではある。しかし、決して、ソフトウェアの開発を止めてはならない。そんな私たち期待がこめられていたりする。

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著作権保護期間

小倉先生のエントリー経由でこの記事を発見した。

小倉先生の指摘のとおり、三田氏の発言は注目である。

「延長賛成派の三田さんは、ネット上に権利者を網羅するデータベースを構築し、権利者を簡便に検索・許諾が取れるシステムを構築することを提案。この仕組みができれば保護期間が50年でも70年でも、手間はそれほど変わらないはずだと語る。」

驚いた!

本質的な問題は、データベースの話ではない。データベースを作れば、保護期間が70年でも良いといっているが、データベースを作ろうが作るまいが権利者が死んでしまって、相続関係が複雑になれば、相続人全員から同意を取り付けないといけない。裁定利用は、著作権者が分からない場合だけの規定である。

氏の話は、著作権法を登録主義に変更した後でなければ実現可能性の薄い話である。それをすっ飛ばして保護期間の延長を主張してもしかたないのではないか?もしやして、これは、記者の聞き間違いでは?

『著作者の意志を尊重し、著作物の同一性を守るために延長が必要という意見もある。「孫子のために財産を残したい、という訳ではない。これは著作物の人格権を守るための議論だ。例えば谷崎潤一郎の保護期間がもうすぐ切れる。切れてしまえば、谷崎の作品を書き換えてネットで発表するようなファンが出てくるだろう。もっとエロくしようとか、もっと暴力的にしようとか。文学はWikipediaではない。書き換えられては困る」(三田さん)』

さらに驚いた。

第60条 著作物を公衆に提供し、又は提示する者は、その著作物の著作者が存しなくなつた後においても、著作者が存しているとしたならばその著作者人格権の侵害となるべき行為をしてはならない。ただし、その行為の性質及び程度、社会的事情の変動その他によりその行為が当該著作者の意を害しないと認められる場合は、この限りでない。

この人は、文化庁の文化審議会著作権分科会の委員のはずである。仮に、この話が、貴者の聞き間違いでなければ勉強不足もいいところである。やはり、記者の聞き間違いということだと思いたい。

他方で、私的に心に残ったのは、「(著作権切れは)身を切られるようだ、と言う人もいるが、その人が書いた『宇宙戦艦ヤマト』は、吉田満の『戦艦大和ノ最期』にインスパイヤされたなかったのか、『銀河鉄道999』は、宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』にインセンティブされなかったのか」と佐野さんである。

コロンブスのアメリカ発見は、ネイティブアメリカンにとっては発見でもなんでもない。同様に今の著作物のほとんどは、先人たちの優れた偉業を利用している。私たちは、先人たちの作った広大な大地を、法律の線で区画して権利を主張しているだけなのである。

著作権を強化する=創作者を保護するではない。それは、同時に新たな創作者の創作活動を奪ってしまうという側面もある。

創作者の創作活動に正しいインセンティブが与えられることを私は切望している。

しかし、ねじれた議論ばかりが目につくのはとても残念である。著作権侵害は基本的には10年以下の重い刑罰が科されるのである。そのことをふまえた地に足をつけた議論を見てみたいものである。

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ライブドア事件地裁判決

2年6月の実刑判決になったそうである。

この事件検察官の求刑は懲役4年であった。

かなり思い切った求刑だなとおもっていたら、裁判所の判決は超思い切った判決であった。

あまり事実関係をよく分かっていない私がいうのもなんだが、この事件イメージばかり先行していて、事実はなんだったのかというのが報道からは伝わってこない。

報道のイメージに左右された事実認定や量刑判断がなされていないことを願うのみである。

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