槙原VS松本
シンガー・ソングライター槙原敬之(37)が「『銀河鉄道999』のセリフを無断で使用された」と槙原を非難した漫画家松本零士氏(69)に対し、盗作の証拠提出を求める訴えを東京地裁に起こしていることが22日、分かった。…槙原はこのほど、松本氏に盗作した証拠の提出を求める「著作権侵害不存在確認等請求」の訴えを東京地裁に提出した。証拠が示されなかった場合、仕事上のダメージを受けたとして、2200万円の損害賠償を求めるとしている。
さすが、スポーツ新聞の芸能欄の記事である。これだけの文章でもつっこみどころ満載である。実際には、証拠提出を求める訴えなど存在しないし、証拠が示されなかった場合に損害賠償を認めるような訴えもない。証拠は、訴訟で請求する物ではなく、訴訟の帰趨を決する資料に過ぎないのである。
ところで、著作権がらみは、どうして、こんなに香ばしいネタが多いのだろうか?
特に、松本氏は、いろいろ公の場で香ばしいネタを披露されているので注目している。
「夢は時間を裏切らない 時間も夢を決して裏切らない」だろうが、「時間は夢を裏切らない 夢も時間を裏切ってはならない」だろうが、あんまり声高に独占権を主張するような文言とはおもえない。
この事件、「銀河鉄道の夜」の宮沢賢治氏が聞いたらどう思われるのだろうか?
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