« 技術を謙虚に学ぶ大切さについて | トップページ | 大和都市管財被害者国家賠償事件、国に6億円の支払い命じる »

2007/06/06

弁護活動の是非について

光市母子殺害事件について、弁護人を批判する発言がいろいろ出ているようである。

私はこの事件について、結論がどうあるべきと意見できる立場にはないし、弁護方針の是非や成果について意見できるほど厚顔無恥ではない。

ただ、今までの弁護士経験で分かっていることは、この手の事件は、マスコミなどが報道するのは事件全体から見てごく一部ということである。表にするべきでない事情というのがそれこそ山のようにある。

弁護人は世界中を敵に回しても信念のために闘わなければならないのである。

ただ、21人の弁護人に対する懲戒請求を勧めるホームページを見たり、タレント弁護士が軽々に弁護方針を批判しているのを見たりするととても残念である。

|

« 技術を謙虚に学ぶ大切さについて | トップページ | 大和都市管財被害者国家賠償事件、国に6億円の支払い命じる »

法律コラム」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 弁護活動の是非について:

» 日弁連に脅迫状 安田弁護士らを名指しで「処刑する」 [ろーやーずくらぶ]
 日弁連に対し、安田弁護士など光市母子殺害事件の差戻審の弁護人らについて、「元少年を死刑に出来ぬのなら、元少年を助けようとする弁護士たちから処刑する」などとする脅迫状が臆されていたことが判明しました。朝日新聞  まったく卑劣な行為であり、いかなり動機を...... [続きを読む]

受信: 2007/06/06 20:09

« 技術を謙虚に学ぶ大切さについて | トップページ | 大和都市管財被害者国家賠償事件、国に6億円の支払い命じる »