出会い系サイト被害増大中
最近出会い系サイト被害の相談が増えているような気がする。
かつては、アダルトがらみの話であったのだが、最近はそうでもない。女性の被害者もいたりする。
手口はとてもシンプルである。
スパムメールを送りつける。場合によってはお金をあげるなどのメールである。
スパムメールに返事を書こうとしたら有料のポイント制のサイトに登録しないといけない。
そして、あれだこれだと巧妙な嘘をついてやりとりを引き延ばしてしているうちにポイントがかさんでいくという方式である。
ふと思った。これは、オレオレ詐欺+ダイヤルQ2の手法ではないか。
つまり、嘘のつきかたがうまくなったのはオレオレ詐欺の経験であるし、それなりのサイトや課金を備えて金を使わせるのは、かつてのダイヤルQ2の情報料請求の手法である。
おそらく、暴力団の資金源になっているのだろう。
このサイトを見ることがあったら、気をつけていただきたい。
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コメント
私も出会い系サイトの被害にあったひとりです。いつもはそんなメールは無視をするのですが、そのときのメールの内容が巧妙で、芸能人の名前を使い、いかにも本人を装っていました。ハンドルネームはEIT@と言い、プロフィールには役者と書いてあり、本人の出ている携帯のCMのことや、信じてくれないの?など、いかにも、実在の瑛太を装っていました。
これって名誉棄損になるのではないのでしょうか。
本人が所属するプロダクションに報告をし、プロダクションが訴えを起こそうと思えば出来る内容になるのでしょうか?
投稿: 桑原秀子 | 2007/10/12 01:17