ただむなしさが残るだけである
タレント弁護士に対する損害賠償訴訟が提訴されたそうである。
私は、彼の品位のない発言は目に余るものがあると思っているし、訴訟が不当とは思わない。
かつて、最高裁に継続中のときに、彼がバラエティ番組で「○○弁護士より、俺の方がよっぽどましですよ」と叫んでいるのを聞いて、私は、爆笑したのであるが、彼の言う弁護団の弁護士が懲戒に該当するという主張の中身が、実際にはまったくのわらかしなのは、この時点から決まっていたのかもしれない。
ただ、人の生き死にはバラエティではない。視聴率しか考えていない多くの業界人におもしろおかしく扱われるべきではない。その意味で今回の提訴には少しむなしさが残るだけである。
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