追悼 itojunについて
先日、itojunの訃報が飛び込んできた。
といっても、法律畑の人には誰のことか分からないかもしれないが、日本ではとても有名な技術者の萩野純一郎氏である。本名よりもitojunと呼ばれていることが多いので、そう呼んでいる。
私が彼と知り合いになったのは、私がWIDEに(なぜか!)加入して以後だから、闘病生活の後になる。
彼が話す、IPv6の話、SFの話、食の話、漫画の話、絶え間なく続く話を私はただただ聞いていただけである。彼と食事したとき、「一度記憶したことを忘れない才能がある」と言っていた。私は「うかつに失恋できないね」って答えたらほほえんでいた。彼は、その記憶力故に心を痛めることも多かったのかもしれない。
彼とは、秋のWIDE合宿で一緒の部屋に泊まったのが最後になる。
IPv6とWinnyを組み合わせて世界を獲るという約束が、永遠に実行されないことはとても残念である。
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