イーライセンスの管理楽曲、ユーチューブ投稿OK
音楽著作権管理で国内2位のイーライセンス(東京・港、三野明洋社長)が、大塚愛、浜崎あゆみなど自社の管理楽曲の使用について、サイトを運営する米グーグルと包括許諾契約を結んだことが明らかになった。イーライセンスの取扱楽曲数は1万7800曲。
最近、ニコニコ動画とジャスラックが契約を締結することになっていたり、
アイビオとジャスラックが契約を締結していたり、
ファイル共有分野というか、ユーザオリエントコンテンツネットワーク系での記事を見かける。
この手のユーザーは大きな購買層であり、広告媒体でもある。ユーザーを犯罪人視して、そのマーケットを見ようとしない愚かな状態から、一歩進んだことはうれしいことである。
ただ、これは音楽著作物に関することであり、すべてのアップロードが適法化されたわけではない。ジャスラックは功罪あるが、音楽に関してはある程度交渉先が一元化されているという点でメリットがある。しかし、画像、文章その他著作権者はたくさんいて無断複製は犯罪者になるのである。これらは一つ一つ交渉しなくてはならないのである。しかも、著作権者から許諾をとっても著作者人格権侵害なんて言い出す場合もある。
著作権法はあまりにも出来が悪いとおもうところである。
ジャスラックは、規定を作ったようである。
ストリーム形式によるサービスであること…なんだかなぁ。
2007.7.24 社団法人 日本音楽著作権協会 (JASRAC) | ||||||||||||||||||
動画投稿(共有)サービスにおける利用許諾条件について JASRACは、動画投稿(共有)サービスの利用許諾条件を次のとおり定めています。なお、この条件についてはサービスを管理・運営する各事業者に案内しています。 1.前提
2.契約当事者
4.使用料率 5.利用曲目報告 本件のお問い合わせ先:JASRAC送信部ネットワーク課 電話03-3481-2120 以上 |
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