高裁第2回期日
今日、Winny事件の高裁判決であった。
今日のメインは証人尋問であった。
法廷まで訪れた方は気付いたかも知れないが、地裁で公判を担当した検察官が、高裁でも公判を担当し、検察側証人は、ACCSの担当者と原審でも証言していたあの警部(当時警部補)であった。
まさにデジャブーである。証人尋問の感想もデジャブーのようであった。
人はそんなに変わらないということか?
弁護側証人は、慶應大学の田中准教授とドリームボート取締役である。
尋問によりACCSのアンケート調査の誤りや、Winnyの価値がより明らかになったと思う。
今日の尋問は異議の応酬がビシバシであった。
進行協議期日では「午後は弁護側が自由に使っていい」なんて言っていた裁判所であるが、実際は、尋問の制限ありまくりで、少し騙された気分である。
尋問終了後は証拠の採否があり、告訴調書が証拠採用された。当然、異議を出したが、控訴審の証人尋問終了後に告訴状を採用するなんて話は、これまで聞いたことがない。なかなか憤りを感じる手続であった。
とにもかくにも次回期日は7月16日午前10時である。双方の弁論で結審の予定である。
いよいよ控訴審も終わりに近づいた感じである。
記事~INTERNET Watch
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