【押尾学起訴】東京地裁、保釈を決定
押尾氏の保釈が出たようである。
捜査関係者によると、押尾被告は逮捕当初、「一緒にいた女性からもらって飲んだ。違法なものとは知らなかった」と容疑を否認していたが、その後の調べで「違法なものと知っていた」「以前にも海外で使ったことがある」と起訴内容を認めていた。
というわけで、この報道が事実であれば、通りそうに思えない否認事件から、たまたま被告人が著名人のただの事件になった様相である。
酒井氏も起訴される方向というみたいである(不起訴の可能性をテレビで喋っている人がいると聞いたが、それは弁護士なのだろうか?もし、そうなら正気の沙汰とはおもえない)、こっちも、逃走援助の方がどうなるかという問題はあるが、たまたま、被疑者が著名人のただの事件の様相である。
酒井氏も押尾氏も、報道を前提にすると、供述の変遷は見られていたようである。
このような供述の変遷は良くみられる。素人は、自分で交渉できると思っているのだろうか。
しかし、無辜の人ですら、自白調書を作れるのが我が国の取り調べである。そんな弁解で20日間持つことはまずない。
というわけで、マスコミの薬物ネタ特集も終わりに近づくであろうか?
正直なところ、私に取材が来るのだが何を答えていいのやらである。日経ダイヤモンドご推薦の落合先生に取材してください。>マスコミの人
| 固定リンク
「法律コラム」カテゴリの記事
- 花は咲く。きっと。(2020.05.27)
- CG児童ポルノ事件最高裁決定(2020.05.27)
- 民事尋問戦略(広告)(2019.10.04)
- eスポーツの法律問題Q&A(2019.09.01)
- ダウンロード違法化の対象範囲の拡大に反対する緊急声明(2019.03.13)













コメント
押尾 学氏の裁判の争点について、医者や消防隊員が電話があれば助かったといってますが、救急病院の受け入れ拒否で今まで、何人の方達がなくなられているでしょうか、受け入れる病院で待ち受けている医者が拒否をしている現実も忘れて、よく裁判の証言台に立つもんだと開いた口がふさがりません。なくなられて被害者にはご冥福と言いたいところですが、薬を服用した事実の罪には触れず、挙句の果てに両親はお涙頂戴の証言。自分の育てた娘に頼りきっていたんでしょうね、水商売といえば世間一般では低い地位でしか見られない職業についていて
親として恥ずかしくないのでしょうかと問いてみたいです、今回の事件はなくなられた被害者には申し訳ないですが、どっちもどっちという感じです。救急車呼んで助かったかどうか?
もう少し、ニュースを伝えるキャスターも違う視点からの意見も言ってもらいたいです、これからは一般市民が、もっと凶悪な犯罪の陪審員を務めるときもあるわけですから、違う角度からの検証意見がでるマスコミに期待しています。 押尾被告は何らかの形での償いは必要と思いますが、彼も社会的に十分制裁をうけているので、これからの人生大事に歩んで言ってもらいたいと思います・
投稿: amazones | 2010/09/10 23:51
>amazones さん
ご意見ありがとうございます。
この事件、報道を鵜呑みにするのは禁物ですが、報道を前提にすると、薬物友達の可能性がありますので、全面的に被害者と言い難いという指摘はあると思います。
また、何となく必要以上の、タレントバッシングの雰囲気も感じています。
ただ、私は、水商売だから地位が低いと世間が思っているとは考えていません。
また、どんな商売でも命は命だと思っています。
投稿: ToshimitsuDan | 2010/09/11 19:00