和解は予想を裏切らない、判決も予想を裏切ってはならない
松本零士VS槇原敬之の裁判が、和解で終わったようである。
槙原さんの代理人は「槙原さんが歌詞を使用することに異議を唱えないことも盛り込まれた」と説明。松本さんの代理人は「謝罪ではないが、お互いの立場を尊重し松本さんがおわびする内容」と話している。金銭の支払いはないという。
お互いの立場を尊重して、おわびというのは、正直かなり苦しい説明である。
外野がみれば、槇原側は、判決では謝罪がもらえないから、金の代わりに謝ってもらうことで現実的な対応をしたというように見える。
壮大な時間の無駄である。さっさとあやまっとけば良いのにと思うところである。
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