採点実感等に関する意見
法務省のサイトに掲載されていた。
私は、憲法を教えていることが多いので、受験指導にはちょっとうるさい。
自分で考える力を看取することができる答案が自然と高得点になり,基本的な知識や理解を欠く者が低得点にとどまるという具合に,答案の水準には大きな開きがあり,それが点数差となって現れていた。
これは、本当なのである。答練をしていると、分かってなくても、分かってないなりに問題の特徴を考えて喋る者は、気持ち悪いくらい合格者祝賀会で会うのである。
憲法は、いわゆる合憲性テストに行く前の段階で考えさせる問題が多い。
今年の問題でいうと、なぜ、遺伝子の研究を制約しなくてはならないのか?を逃げずに書いたものは評価されていると思う。
「新たな気持ちで、問題文を一から考えてみる。」
今年、涙を流した人は、騙されたと思って、当日実践して欲しい。
もし、いま出来ていなくて恥じることはない。当日実践すればいいだけである。まだ、やり方が分からなければ人に聞けばいい。
私自身、それを本当に理解するまで、何度もつらい思いをしたの。もし、もっと前に分かっていれば人生は違ったものになっているかも知れないと今でも思っている。
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