答弁書
Winny事件の検察官からの上告趣意書に対する答弁書が完成した。
これは、これまで6年間かかった、Winny事件の最後の弁護活動だと信じている。
自分の弁護活動を誇れるものでありたい。今はそんな気持ちでいる。
私の弁護士としてのキャリアの中の半分以上の期間は、Winny事件の事務局長の肩書きとともにあった。
Winny事件の地裁の最初の最初の公判が始まる前、金子氏に対して
「私は、金子さんのために、自分の人生の5年間を使う。金子さんは、これから出てくる技術者のために残りの人生を使って欲しい。」と言ったたことがある。
残念ながら、弁護活動は5年では終わらなかったが、すべてを懸けて取り組むべき事件に出会えたことは、私にとって、とても大変ではあるが、同時に、とても幸せなことである。
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