検事、押収資料改ざんか?
ビックリするような記事が飛び込んできた。
朝日新聞が入手した特捜部の捜査報告書などによると、FDは昨年5月26日、厚生労働省元局長の村木厚子氏(54)=一審・無罪判決=の元部下の上村(かみむら)勉被告(41)=虚偽有印公文書作成・同行使罪で公判中=の自宅から押収された。FD内には、実体のない障害者団体が郵便割引制度の適用を受けるため、上村被告が2004年6月に発行したとされる偽の証明書や文書の作成日時などに関するデータが入っていた。特捜部は証明書の文書の最終的な更新日時を「04年6月1日午前1時20分06秒」とする捜査報告書を作成。FDは押収の約2カ月後にあたる7月16日付で上村被告側に返却され、村木氏らの公判には証拠提出されなかった。
朝日新聞が今夏、上村被告の弁護団の承諾を得てFDの記録を確認したところ、証明書の文書の最終的な更新日時が「04年6月8日午後9時10分56秒」で、特捜部が捜査報告書に記した最終更新日時と食い違うことが分かった。
この手のデータは本当は改ざん可能であるにも関わらず、裁判官の心証をつかむのにはとってよろしかったりする。
もし、検察官の行為が事実であれば、検察は事件屋以下である。
目先の功名心から違法なことをやる警察官はたまにいるが、それをチェックするのが検察官ではないのか?
検察官が率先してそんな事をしていては、日本は法治国家ではなくなる。
きっちり事実解明して、事実であれば、関与者全員に対して厳しいサンクションで対処してもらいたいものである。
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