犯人誤認のすきに…
状況がよく分からなかった津谷委員長の件であるが、今日は様々なメールが飛び交っていた。
そんな中、警察が誤認して、津谷委員長を取り押さえた際に刺殺されたことが分かった。
加藤健捜査1課長は「短い時間の出来事で厳しい現場だった。対応に落ち度はなかった」と説明している。
彼が、必要以上に自己弁護の発言をしているのは十分分かっている。その気持ちも分からない訳ではない。
しかし、法的意味で過失があったかが一番大切なのか?
現実は、犯人を間違えて、人が死んだ。そのことに対して、人としてどう思うかである。
失われた命は、多くの人から愛され、尊敬されていた。貴重な命であった。
そのことを、彼には噛みしめて欲しい。
追記
こんな記事を見つけた。
今度は刑事部長だ。どうして、この人達は、人の感情を逆撫でしなくてはならないのだろうか。私には理解できない。
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コメント
津谷クン(あえてこう記しマス)が隣県におられた小中学校時代、同じ町内に住んでいた者です。彼が秋田に引っ越してからは会う機会もなく年月が流れておりましたが、一昨年、卒業後初めて開かれた同窓会で久しぶりに会ったのでした。そこで言葉を交わしたことがまさか最後になってしまうとは。
事件が起こる、人の大切な一生が不意に閉ざされる。報道される、生前の姿が映像で流される。今まで自分とは無関係のところで繰り返されてきた(いる)こうしたことが、まさか自分のまわりで起こるとは…。
昨日から呆然としています。「事件」の細部が報道によって知らされ、ますます暗澹とした状態となります。
テレビで流された姿が、中学時代吹奏楽部でリーダーシップをとって活動していた姿と重なりました。会うことのなかった年月が長すぎたせいか、あるいは信じ難いことである故か、否、私の不徳の故にか、涙が落ちることはありませんでした。
悲しみや怒りより、とらえどころなく揺れる心に、やはり呆然としてしまうのみです。
ご冥福を祈ります。心より祈ります。
投稿: 暮れ六ツ侍 | 2010/11/05 15:44
>暮れ六ツ侍
私も、ただ、ご冥福をお祈りする次第です。
投稿: ToshimitsuDan | 2010/11/05 16:13