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2010年12月2日

2010/12/02

Nothing Ventured, Nothing Gained.

近藤崇晴裁判官の訃報記事を見て、グーグルで関連情報を拾っていると、こんなサイトを見つけた。

日本の法曹関係者ではないようであるが、アメリカのように、すべての最高裁判例をまとめた公的機関のウェブサイトや、大学のプロジェクトとして、主要判決の要旨をまとめているウェブサイトがあれば、一般人でも、どの裁判官がどういう判断をしているかがはっきりわかる。

しかし、残念ながら、それぞれの最高裁裁判官の判決の立場をまとめた詳しいウェブサイトなどは日本には存在しない。司法のIT化が遅れている例の1つであろう。

それよりも、最高裁の判事のこれまでの先例を分析し、評価している。私は、その内容の踏み込みの良さに驚いた。

何となくであるが、最高裁の人権保障機能を重視し、官僚出身の裁判官への評価は厳しく、実務家出身の裁判官への評価は優しい感じである。そんな中で、大阪弁護士会から最高裁裁判官になられた田原裁判官への評価

以上の考察から、独立して、自分の見解を示そうとする姿勢は十分伝わってくるし、具体的妥当性を図る姿勢もある程度て取れる。

しかしながら、田原裁判官の意見、反対意見を考察するに、私見の考える社会的常識、社会通念からは疑問が残る判断も多々ある。

また、民事事件を中心として、田原裁判官の判決理由をみると、法的安定性を軽視しているように思われる点も見受けられる。

したがって、私は、田原睦夫裁判官は、社会通念とのかい離している判断が散見され、法的安定性の軽視している判断が多いとの評価から、最高裁裁判官としてはふさわしくなく、罷免相当と考える。

実務家出身の最高裁判事が、このような評価を受けるのは、厳しいところである。

私も、このような記事を、他人事とは思わずに、自戒しなければならない。

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