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2011年2月11日

2011/02/11

新64期修習生との懇談会

今年から、修習生の指導担当になった。
いつの間にやらそんなことをするようになったのである。

昨日は、研究会やらなにやらで忙しい中、懇談会に出席した。
就職難の中ではあるが、修習生の多くは、元気で、無邪気な話しをしていていた。

君ら無邪気だけど、修習委員の先生方は、ホント、いろいろあってたいへんなのよ。と言いたくもなるくらいである。

法曹人にとって、修習生であるのは、人生で1度だけで、しかも短い間である。
人生で、修習生の間ほど、いろいろ教えてもらったり、おごってもらったりなど、二度と無いのである。

修習生の1年間は、その後の1年間よりも多く学ぶことはある。
がっつり、修習して、法曹としていかに生きるか、心をもって欲しい。

で、できたら、合コンに呼んでね。
結構良い仕事しまっせ。

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小向美奈子容疑者に覚醒剤で逮捕状!

だそうである。

記事

ただ、これはあまり驚くような話ではない。

覚醒剤事案の再犯率はとても高い。

法務省は毎年犯罪白書なるものを出していて、そのなかに再犯者の項がある。

平成19年版犯罪白書には、再犯者率(検挙したもののうち再犯者である割合であり、検挙したものが再犯に至る割合とは違うので注意されたし)があり、覚醒剤は同種前科持ちの割合がとても高いのである。

資料

資料を見ると、検挙した過半数は、同種前科があることがわかる。これは、前科持ちばかり捕まると見る考え方もあろうが、再犯可能性が高いことを否定できまい。

覚醒剤で捕まった人に聞くと、多くの人は、使わないようにと思えば使わない事も出来ると答える。それでも、実際は、カルメンに誘惑されて身を堕とすホセよろしく覚醒剤を使ってしまうのである。

彼らの多くは、決して、幸せに覚醒剤を使ってはいない。嫌なことや、辛いことから現実逃避をするために、いけないと思いつつ、再び覚醒剤に手を染めるのである。

彼らは、身体が覚醒剤を求めているよりも、心が覚醒剤を求めているのである。

今回目に留まったのは、そういう話ではない。

高須氏は「ロック座の会長が小向をかわいがっていたので、契約が切れたという話を聞いた時は不安になった。ストリップをやっていると人目があるので、“ダルク(薬物依存症リハビリ施設)”の効果があり安心していたのですが…」と振り返った。

ダルク(DARC)とは、覚醒剤、有機溶剤(シンナー等)、市販薬、その他の薬物から開放されるためのプログラムを持つ民間の薬物依存症リハビリ施設らしい。

リハビリ施設といっても、ミーティング(グループセラピー)やレクリエーションが中心で、世間がリハビリに対して思っているような治療的なものとは少し違う。

全国ダルク

全国ダルク所在地に、リンク切れが多いのは論外であるが、薬物依存症の問題に取り組み活動しているのは称賛されるべきである。

ただ、弁護士の中にも、勘違いしている者が多くいるが、ダルクに行けば大丈夫と勘違いしてはならない。しかし、ダルクに行きさえすれば再犯は防げるのかと言うと、そんなに甘い話ではないのである。

日常で思い出さないはずの薬物を、ダルクに行けば思い出してしまったと言っていた、再犯者もいた。

ダルクの人の態度に閉口したこともある。

ダルクは、けっして、魔法の杖ではないのである。

薬物依存からの道は、辛く長い道を自分自身の責任で歩かなければならないのである。

小向被疑者には、そのことを噛みしめて欲しい。

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