前田元検事に実刑判決
証拠偽造の前田検事が懲役1年6月の実刑になったようである。
実刑は当然である。司法への信頼を根本的に揺らがせた責任は重い。
この事件は異常な検察官の暴走ではない。
大阪地検特捜部という組織の腐敗が生んだ事件であり、大阪地検に自浄作用がないことが公になったのである。
無辜の者の無罪を知りつつ、組織をあげて有罪にすべくと躍起になっていたことは忘れられてはならない。
無罪と知りつつ有罪の論告をした検察官も、それを聞きながら何もしなかった検察官もあの建物の中にいるのである。
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