1500万円着服 後見人弁護士を逮捕
容疑は09年7月から10年9月にかけ、男性の定期預金口座を解約したり、郵便貯金口座から27回にわたり現金を引き出し、計約1500万円を横領。さら に、男性が死亡した後の10年12月、定期預金口座の解約がなかったように偽造した通帳のコピーを名古屋家裁に提出し、横領を隠蔽(いんぺい)したとして いる。
もし、本当なら論外である。こういう報道の一つ一つが、弁護士というものへの信頼を失わせることを十分理解して欲しい。
かつては、この手の事件は、バブル時に投資で失敗した弁護士と相場決まっていた。
しかし、この弁護士、09年というと弁護士2年目である。
若手弁護士が、このようなことをしなくてはならないくらい、この世界は貧困が問題になっているのかもしれない。暗澹たる思いになる。
メンツの為に誰かが進めようとしている司法改革とは、このような事件を不可避的に生み出すこと、依頼者は、弁護士に依頼すれば一定の品質のサービスが保証されていた時代を捨て去っているのだと言うことかもしれない。
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