オウム裁判終結
オウム裁判の最後、遠藤被告の最高裁判決が死刑で終了したようである。
元代表の松本智津夫死刑囚(56)が逮捕された1995年5月から終結までの期間は16年半に及んだ。
私が、受験生、修習生、そして弁護士としての11年間もの間続いた事件である。
オウム真理教事件自体は、Wikipediaを見て欲しい。
彼らは、新世界の神ではなく、クレイジーな大量殺人犯である。
それを確認するのに、あまりに多くの犠牲者と時間を要した気がする。
オウム事件では、多くの弁護士も関与した。命を狙われた弁護士、命を落とした弁護士、そんな人たちを世間から厳しい批判を受けても弁護をした弁護士、クビになった自称頭の良い弁護士。自分の弁護士としてのあり方に大きな影響を与えた事件である。
今回改めて、いろいろなホームページを見て、今も続く被害者の苦しみを、今更ながら思い知らされる。
改めて、お亡くなりになられた方々やご遺族にはお悔や申し上げ、全ての被害者の皆様にはお見舞い申し上げる次第である。
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