巨人と読売グループ本社が清武氏提訴 1億円の損害賠償請求
訴状によると、清武前代表は11月11日と25日に記者会見を開き、コーチ人事などの秘密事項を公表した上で、渡辺会長が人事案を提示した経緯について 「伝統球団の名誉をおとしめ、コンプライアンス(法令順守)に反する」などと発言。巨人とグループ本社は「巨人のブランドイメージを根底から覆す前代未聞 の暴挙で、名誉、信用を著しく毀損された」と主張している。
最高級弁護士とやらが、ホームランよろしく打って出たようである。
訴状を見てないのでなんとも言い難いが、渡辺会長を批判しても巨人軍や読売グループ社会的評価が下落するわけではない。ちゃんとミートしないと空振りで、場合によっては、渡辺会長が巨人軍を私物化していることを認めた証拠だということで、併殺打になりかねない。
また、2社で1億円もの損害は、かなりの大振りである。営業損害をよほどちゃんと立証しない限り認められない。今回の件では、どれほどの売上減少になったのであろうか?その点をちゃんと立証せずに勢いで提訴したというのであれば、最高級どころか、振り逃げ弁護士になりかねない。
というわけで、非常に香ばしいこの事件、当分、目が離せない。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)