命の重み。
津谷先生を殺害した菅原勝男に対する判決が先日あった。
馬場裁判長が主文を読み上げる間、被告はじっと聞いていた。言い渡しが終わると、被告は「ありがとうございます」と一礼した。
菅原は、すっかり祝勝気分のようである。
あれほど身勝手な理由で殺人を行って、貴重な命を奪い、公判でも不合理な弁解をして、しかも、遺族に謝罪も反省もないのである。有期懲役は上出来なのであろう。
私は、どうしても彼に伝えたい。あの人は、お前みたいなつまらない人間に屠られなければならないような人間ではなかったのだと。
被告人は万死に値するはずである。判決は残念である。
裁判官や裁判員は、安全なところで判断をしているだけであるが、せめて、戦場の最前線で命を賭している弁護士のことに思いを馳せていただきたいと思っている。
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