「陣痛に耐えきれず覚醒剤打った」
なんじゃそりゃ!という記事である。
病院から通報を受けた同署が、清水容疑者が摂取した覚醒剤の成分が胎盤などを通じて胎児に吸収されたと判断。妊娠中の9月中旬ごろ、市内周辺で覚醒剤を使用したとして10月20日に逮捕した。翌日、尿検査で陽性反応が出たという。
かつて担当した、妊娠中の被疑者について、人工妊娠中絶するために、勾留執行停止をとった覚醒剤事案を思い出した。
あのときは、裁判官に「奇形児が生まれたら誰が育てるんですか!」と言って、何とか説得したのであるが、勾留場所に戻る日の早朝に、監視していたお巡りさんが居眠りしてる隙に入院先の病院から逃げ出しちゃったのである。
1ヶ月後に覚醒剤の売人から薬を買う最中に逮捕されて、結局、更に一つ罪が増えただけになった。
覚醒剤を使って不幸にするのは自分だけで十分なはずである。生まれてくる子供を覚醒剤中毒者にすることはない。
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