不正アクセス禁止法改正へ
警察庁は24日、インターネットを利用して他人のID・パスワードをだまし取る「フィッシング」を処罰する規定を盛り込んだ不正アクセス禁止法改正案の骨子をまとめた。同日開会の通常国会に提出する方針。不正に取得したID・パスワードを悪用した事件が多発する中、フィッシング行為を罰する規定がなく、抜本的な対策を迫られていた。
情報盗取の前提の不正アクセスのそのまた前提のフィッシング処罰と考えるか、ID・パスワード自体に財物性を認めるかはともかく、フィッシングの処罰規定自体は賛成である。
ただ、不正アクセス禁止法は、ID・PASS管理さえしていれば、ボロボロであるほど保護されるという変な法律になっちゃってるので、法案がちゃんとなっているか心配である。
で、警察庁のHPを見たが、法案は不明である。
衆議院のHPにも無かった。
というわけで、しばらくは注目である。
| 固定リンク
「法律コラム」カテゴリの記事
- 花は咲く。きっと。(2020.05.27)
- CG児童ポルノ事件最高裁決定(2020.05.27)
- 民事尋問戦略(広告)(2019.10.04)
- eスポーツの法律問題Q&A(2019.09.01)
- ダウンロード違法化の対象範囲の拡大に反対する緊急声明(2019.03.13)
コメント