ネコの気持ち
猫と遊びながらくつろげる猫カフェが都会で人気だそうである。
メイド喫茶の次は猫カフェか?いずれもオタク力の低い私には理解不能の世界である。
驚きのビジネスであるが、環境省が1月に改正した動物愛護法施行規則によると、6月1日以降、午後8時~午前8時の犬猫の展示が禁止されるそうである。
改正を検討した中央環境審議会の小委員会は、夜中まで犬猫を小さなケースに閉じこめて客に見せる行為はよろしくないという議論で、環境省動物愛護管理室は「『夜は犬猫を休ませるべき』という総論は、多くの人が納得するはず。法律で規制をかける以上、個別の業種に例外規定を設けることは難しい」と話しているようである。
勝手に犬猫の気持ちを判断する人は、司法だけではないようである。
しかし、猫は本来的には夜行性のはずである。
動物愛護法が動物の保護を図る法律としても、動物の習性を無視して、人間の法を押しつけても虐待にしかならない。総論納得とか、法律の規制なので難しいとかをいくら言っても、猫の耳に念仏なのである。
まさに、大山鳴動ネズミ一匹である。いや、猫にとっては、ネズミの方が、下手な念仏よりはましか。
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