コミュニティをなくすことで安全になったことにしたいんじゃない?
今年の1月に「2ちゃんねる撲滅作戦」なるとばし記事 があったが、それに対して、ひろゆきがインタビューに応じてる。
「僕は、ネット上で悪いことをした人はガンガン逮捕したほうがいいと思いますけどね。ただ、そういう人をすべて逮捕するのが面倒くさいから、国は管理会社やコミュニティをなくすことで安全になったことにしたいんじゃないですか」
「EC(電子取引)サイトとか、コミュニケーションをしないものであれば問題ないと思うけど、コミュニケーションを行なうサイトであれば、同じような問題 が発生しますよね。で、それを取り締まるわけだから、コミュニティ系のサイトの運営は日本ではできなくなるんじゃないですか。ほら、ツイッターもフェイス ブックも海外のサービスだし。IT産業をやりたかったら日本ではなく海外でってことになりますね」(ひろゆき氏)
だそうである。
コミュニティ系は、一定の割合で頭のおかしな人が参加する。これを排除するのは困難である。ひろゆき氏の言わんとすることはよく分かる。彼に責任追求という流れには賛同できない。
ただ、一点。刑事事件だけではなく、民事事件でも悪いことをした人に対するサンクションは重要なので、発信者情報開示は、もう少し手続き的な協力を願いたい。
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