検事、録音止め威圧
男性検事による取り調べは今年1月5日に行われ、午後2時半から録音・録画が始まった。午後3時半頃、検事から「取り調べは終了」と告げられて撮影も止め られたが、この後も検事は「この事件で有罪になると思う。いや有罪になるけど、君の今後に影響することだとわかっているの?」などと発言し、約20分間取 り調べを続けたという。同12日にも撮影終了後に「もっと真剣に思い出せよ」と強い口調で告げたとしている。
そうである。
ビデオを止めて脅しつけるというのは論外である。
これでは、まるで、イングリッシュペイシェントに出てくるあれではないか。
検察は、取調の可視化は被疑者との信頼感が損なわれるなどとして反対するが、寝言は寝てから言えである。
こういうことをやらかす輩がいるから、全面可視化が必要なのである。
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