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2012/02/06

“やらせ投稿”報道は「誤解生じる」?

これも少し前の記事である。

記事

「Yahoo!知恵袋」への“やらせ投稿”を依頼していたと一部で報じられた株式会社JALUXが、「記事の内容に誤解を生じる恐れがある」として事情を説明したらしい。


自ら「羽田空港内でお薦めの店はどこ ですか」と質問した上で、「空港で働いているので空港のレストランは詳しいですよ」と一般回答者を装い「この店が一番いい」などと推奨していたと報じてい る。

ということに対して、

JALUXは、飲食店は「株式会社デリコ・インターナショナル」に店舗運営を委託していると説明。JALUXでは2011年4月 から7月にかけて、4回にわたってYahoo!知恵袋にやらせ投稿があったことを10月に確認したというが、JALUXが依頼したものではないとしてい る。

「デリコ社が、昨年春頃に販促支援の目的で勧誘のあった広告事業者に依頼したものですが、ここでも金銭の授受はないことを確認しております。」(JALUX)

要するに、自分がやらせをお願いしたのではなく、運営委託先が依頼したという言い訳のようであるが、それでは、世間様の納得を得られないような気がする。

ステルスマーケティングは、当該意見が利害関係のない者であると誤信させる点で、非常に根暗であり、問題が大きい。

ステマに対しては規制がとても遅れているが、私は、すくなくともネット広告においては、重要な不利益事実についても表示義務を課される法制度が必要だと思っている。

シンポジウム「ネット消費者被害を考える」 でも取り上げるので興味を持たれたら参加されたい。

ちなみに、Yahoo!知恵袋では、私も取り上げられているようであるが、それは、ステマではない。

 

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