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2012年3月16日

2012/03/16

ちょっとだけ熱く

昨日は、大阪弁護士会で弁護士相手にWinny事件を語る初めての機会があった。

Winny事件となると、すぐに、専門分野とか難しいとか言われるのだが、法律がどうなっているかや、判決の細かい解釈の説明はほとんどしていない。そんなニッチなものを知ってもらっても意味が無いのである。一人の弁護士として、未知の事件に対峙して、どのような戦略を立て、どのように実行してきたかを話す方が、伝えるべきものとして、ずっと重要だと思うのである。

昨日の話は、もしドラをもじったストーリーで、ちょっと根性トークが多めだったが、それも芸のうちである。ただ、ウケたかどうかは分からない。

ところで、私は、ここ3週間で6回のおしゃべり担当で大変であった。
先週は、WIDEプロジェクトの合宿に参加して無罪報告をさせてもらった。

夜は、もちろん ∀(≧∇≦)かんぱいっ!である

証人に立ってくださった村井先生はじめ、みんな、金子氏の無罪を、我がことのように喜んでくれた。彼は恵まれていると改めて感じた。

私も、いろいろねぎらいの言葉をいただいた。
その中でも

「技術者の自由を勝ち取ってくれた」

という言葉が、本当にうれしかった。

そのWIDEプロジェクトであるが、創立して20年である。WIDE内結婚もあれば、子連れで合宿に参加する者もいる。

参加する度に大きくなる子供達に会えるのも合宿の楽しみである。

今回は、そのおこちゃまの一人から「先生おめでとう」という言葉と、好きな人にしかあげないガンダムのシールをもらった。

まぁ、お祝いは、親に言わされている部分も多いのであるが、それでもうれしいものである。

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彼は、まだ、私がした仕事を知ることは無いだろう。
ただ、彼が大きくなって、インターネットに携わるようになったとき、この判決や、技術者の自由のため多くの人たちの努力があったことを思い出してもらえたらと願っている。

そして、この判決は、技術者だけのものではない。
その1人は、捜査段階での弁護人で、2005年8月にこの世を去った武久秀浩弁護士である。彼の子供が、この判決を通じて、父がこの世でなしたことを誇りに思ってくれたらと願っている。

判決は、その時から過去である。
しかし、人の記憶の中に生き続けていくかもしれない。そう願っている。

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