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2012年3月26日

2012/03/26

自縄努力

弁護士による事件を見る機会がある。

少し前の記事であるが、

 無資格の暴力団幹部らから過払い金返還を求める多重債務者のあっせんを受けたとして、弁護士法違反罪に問われた弁護士近藤利信被告(70)の判決が24日、東京地裁であり、本間敏広裁判官は懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)を言い渡した。
 本間裁判官は「犯行は悪質だが、反省しており、弁護士の登録取り消しを請求している」などと執行猶予の理由を述べた。(2012/02/24-11:23 時事通信)

端的に言うと、弁護士が金ほしさにヤクザから仕事を恵んでもらっていたということである。

過払金は、先人が、文書提出命令や計算や立証への努力を繰り返して先例を築き上げた事件である。彼の行為は許し難い。

また、今月の自由と正義には、とある弁護士が、弁護士会から戒告を受けたことが記載されている。

これによれば、当該弁護士は、ワンクリック詐欺に荷担していた可能性を有するとされている。

私の弁護士としてのキャリアは、ネット上のインチキ業者との戦いでもある。弁護士がそれに与することはあり得ないし、そのような行為は万死に値すると思っている。

東京弁護士会は、戒告としているが、これが真実であれば軽きに失している。

どうも、近時、年配の弁護士による不祥事が多いような気がする。
弁護士の増員が進めば、もっとも仕事が減少するのは、高齢の弁護士と成り立ての弁護士であるからある意味当然のことである。三百代言への復古はある意味必然である。

しかし、それを差し引いても、弁護士の不正に対して甘い態度でいることは、業界自体の信頼を損なうことになる。それは、増員とか業務拡大以前の問題である。
正直、業界信頼維持の為にも、自浄作用があることを示すことが重要と思うのだが。。。

まぁ、派閥候補に組織票を固めている弁護士会に、それを求めるのは無理という意見はあるが。。。

 

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