【コンピュータ・ソフト動作実験】Winny事件(季刊刑事弁護第71号)
季刊刑事弁護という雑誌に、Winny事件の控訴審で行った動作実験のことを書いた。
第71号
[特集]使おう! 科学的証拠
本特集の趣旨 指宿 信
弁護での科学的証拠の活用 野嶋真人
科学鑑定の活用に向けて 徳永 光
事例報告1【DNA】足利事件 佐藤博史/本田克也
事例報告2【スポーツ科学】京浜急行事件 今村 核
事例報告3【燃焼再現実験】東住吉事件 塩野隆史
事例報告4【薬物質量分析】北陵クリニック事件 小関 眞/阿部泰雄/志田保夫
事例報告5【症状・病態】北陵クリニック事件 阿部泰雄/池田正行
事例報告6【薬物分析】名張事件 野嶋真人
事例報告7【薬物分析】和歌山カレー毒物混入事件 小田幸児
事例報告8【ビデオ画像分析】大阪地裁所長襲撃事件 海川直毅/千原國宏
事例報告9【デジタルデータ(フロッピーディスク)分析】厚労省事件 鈴木一郎/岩井博樹
事例報告10【録音テープ分析】布川事件 井浦謙二/松江頼篤/中田 宏
事例報告11【コンピュータ・ソフト動作実験】Winny事件 壇 俊光(以下略)
季刊刑事弁護というと、三度の飯より刑事弁護が好きな、刑事弁護マニアの必読書である。
お世辞にも刑事弁護専門とは言い難い私にとって、季刊刑事弁護に出稿することは、薔薇族に出稿するくらいの勇気と根性が必要なのである。
しかも、科学的証拠って言っても、Winnyを箱庭環境で動かすって、別に科学でも何でもないでしょうに。。。。
ただ、Winny事件を振り返ると、非常に得難い経験をしたことは事実なので、いろんな場所で、少しずつ、世に出して行ければとは思っている。
で、良い機会なので、検察側の検証手続きでの「ありがとうカプセルマン!」も、進行協議期日でポート開いてないにもかかわらず、頑なにポート0を拒否した結果の「30秒タイムアウトを2時間眺める会」も書いている。。
実際のWinny事件を知りたい人にもどうぞ。
実際のWinny事件は、アターニーアットローで書いているのだが、あっちは未だ第1回公判期日にもなっていないという。。。。すみません。
追記
見直したら、どこまでが原審で、どこまでが控訴審かよく分からない内容になっている。
検証は原審、進行協議期日は高裁である。
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