平成24年重要判例解説
今年も、重判が発売された。
重判とは、重要判例解説のことで、有斐閣が、毎年、トピカルな判決と主に学者による簡単な解説を載せた本を販売しているのである。
今年の掲載裁判例は、こちらである。
刑法のところには、
3 ファイル共有ソフトWinnyの公開・提供と著作権法違反幇助罪の成否
(最三小決平成23・12・19)●林 幹人9 児童ポルノのURLをホームページ上に明らかにした行為と公然陳列罪(最三小決平成24・7・9)●石井徹哉
があったりして、私が弁護人の一員だった事件が二つほど掲載されている。
なんか、いろんな意味で感慨深い。
この手の事件は、結構いろんな原稿を見る。出身母体もいろいろ、クオリティーもいろいろである。林先生の解説は、その後の論文を楽しみにするようなものであった。
議論、自説大いに結構。しかし、
ちゃんと調べないでトンチンカンなことを言っていたら、遠慮無く削っちゃうぞ!
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