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2013年7月4日

2013/07/04

反省させると犯罪者になるというわけでもないんだけど・・・

最近、「反省させると犯罪者になる」という本を紹介しているのをよく見るので、買って読んでみた。


同氏のいう、反省をさせられすぎると、うわべの反省をするのだけ上手くなり、自分の問題と向き合うことができなくなるというのは、特に少年事件をやっていると、実感することである。

少年院を出たり入ったりの少年が「僕がしっかりして」「心を開いて」「仕事をしっかりとします」的なことを決まり切った口調で述べる光景やどんな処分でも受けますと言って反省の態度を示していた少年が、少年院に行くと決まった瞬間ごね出す、それを見て司法修習生がショックを受けるなんてのは別に珍しい光景ではない。

特に、少年院経験者は、こういう傾向があるような気がする。一度このような状態になった少年を更生させることは非常に難しい。

同氏が、いわゆる反省の問題を指摘したことについては、全面的にアグリーである。

これを見ると、犯罪者ってなんて悪い性格なんだろうとか思うかも知れない。しかし、問題を自分の問題と思えないというのは、別に特別なことではない。凄い問題すり替えテクニックをお持ちの人は、世間にいっぱいいる。

この記事を見ている人の中にもいる。ただ、そういう人は、これをみても自分のことではないと思っているだけである。

同氏は、ロールレタリングの正しい実践こそが、更正への途であるかのように述べているが、正直、これは、あんまりアグリーではない。

現場では、被害者のことについて聞かれても、「本当に大変申し訳なく」的な模範解答を述べたり、身柄解放してほしさに「被害者の方は、今回の件に懲りずに、僕に社会復帰して頑張れっていうと思います。」的な話に終始することが多い。自分の問題に向き合うのは非常に難しい。

同氏の事案では、犯罪者がその後どのように更生し、どのように社会生活をすごしてるかは示されていない。しかし、大切なのは、どのように心を開くかではなく、どのように更生するかなのである。


同氏は、犯罪被害者との関係でも興味深いことを述べている。
自分にとって大切な人が殺されたら、おそらく私は加害者を殺したいと思うでしょうと、自己矛盾していることを認めたうえで、今後も受刑者の支援をしていきたいと述べている。

この点は、よく分かる。法律は、加害者に対しては、いい人にするべく教育を受ける機会まで与えているが、被害者は、そういう機会すら奪われていて、不公平だという批判を聞くことある。傾聴するべきである。

刑罰は、何のためにあるのか。誰の為にあるのか。
私も、未だ、自己矛盾を抱えたまま試行錯誤している途上である。

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愚民

和民の渡辺社長が、公示前に立候補なんていっちゃったりしてるらしい。



公職選挙法
(選挙運動の期間)

第百二十九条  選挙運動は、各選挙につき、それぞれ第八十六条第一項から第三項まで若しくは第八項の規定による候補者の届出、第八十六条の二第一項の規定による衆議院 名簿の届出、第八十六条の三第一項の規定による参議院名簿の届出(同条第二項において準用する第八十六条の二第九項前段の規定による届出に係る候補者につ いては、当該届出)又は第八十六条の四第一項、第二項、第五項、第六項若しくは第八項の規定による公職の候補者の届出のあつた日から当該選挙の期日の前日 まででなければ、することができない。
なんか弁解してるようであるが一般的には、立候補しまーすも、事前活動に該当するとされているので、アウトっぽい。

その他、同氏は、元社員の遺族からの反対もあったりして大変なようである。

あれである。

選挙違反の際は当事務所にご依頼を。
着手金は、社員全員の未払い残業代全額と同額で。


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