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2013年7月31日

2013/07/31

螺旋刑訴法

取り調べDVDをNHKに提供したのは、刑事訴訟法が禁じている証拠の「目的外使用」だとして、大阪地検に弁護士が懲戒請求された件、まさに「後ろめたい所のある人間は常に影におびえ過剰防衛の心理にかられるものだ」的な事件であるが、これに対して滝井先生が代理人の筆頭に就かれたようである。

そのインタビュー記事があるが、滝井先生の人柄が伝わってなかなかいい感じである。

滝井先生の発言を見て、私達は、良い先達がいるとうれしくなった。

この仕事を続けていると、素朴な正義感を持ちつづけること、そして、口だけの人間にならずに活動しつづけること。これは、とても難しいことである。

ミニモニちゃんもそういう姿勢を見て学んで欲しい。

弁護士会が空気を読まないようなことが無いことを願っている。

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接見室に携帯

刑事弁護をしていると、被疑者からいろいろお願いされることはある。

詐欺事件の被疑者から「出たら返すので金を貸して欲しい」なんてギャグみたいなものもあるが、「友達に~と伝えてくれ」とか、「部屋に行ってして欲しいことがる」的な話もしょっちゅうある。

この手のお願いを私は断っている。だいたい、その後「実はシャブが見つかって」的な話になるのである。

弁護士を騙して、証拠隠滅出来るとでも思っている感覚は理解できないが、こういうような被疑者との間の緊張関係というのは、弁護士をやってみないと分からないところであろう。

ところで、弁護士は、被疑者と立会い無しで面会する権利を持っている。
警察などでは、携帯電話を持っていても、何にも言われない。というわけで、携帯電話で、外部に連絡できちゃうんじゃないか?
なんて疑問もあるかもしれない。

しかし、そんな弁護士は、人権のために努力してきた弁護士を貶める行為である。ありえない。。。。

とおもったら、なんか報道になっているようである。

記事

 愛知県警の警部を脅迫した容疑で逮捕された名古屋市の風俗店グループ「ブルー」の実質経営者佐藤義徳被告(55)が、別の事件で逮捕された際、留置施設へ接見に来た女性弁護士の携帯電話で部下と通話した疑いのあることが捜査関係者への取材で分かった。警察は、証拠隠滅などを防ぐため接見室への携帯電話の持ち込みや外部との連絡を禁じており、女性弁護士の行為は問題視されそうだ。  

ご本人は否定されているので、本当はどっちかは分からない。

この手の事件は、捜査側が、携帯電話の発信履歴等を調べているので、捜査側は分かっているはずで、やがて、事実は明らかになるであろう。

飛ばし記事か?それとも、弁護士接見を揺るがす事件か?注目である。

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