ささやかな鎮魂歌
1993年に発表されて、大学時代のカラオケに頻出であったBoomの「島唄」である。
この島唄について、とあることから作者の宮沢和史が作意を語っていることを知った。
「沖縄民謡、三線の音にひかれて沖縄を好きになったけど、来てみたらそこには沖縄戦の爪痕がいっぱいあった。そこで『ひめゆり平和記念資料館』や地下壕を 見学して回り、あまりにむごい戦争だったと知った。20万人近い人が亡くなり、そのうち9万人は一般人で、集団自決などもあったという。こんな希に見る悲 劇が身近にあったことを、恥ずかしながら僕は知らなかった。だけど、僕みたいに知らない人がいっぱいいるんじゃないかと。伝えていかないといけないと思っ たし、鎮魂の意味も込めて、そういう話を聞かせてくれた戦争で生き残った人たちに聞かせる歌を作りたかった」と語る。
真意を記載した歌詞が掲載された動画はこちら
聞いた。
変な解説はするべきではないであろう。。
私は、安易に考えていた自分が恥しくなった。
広島で多くの命が失われた日の夜である。
ささやかながら平和に想いを馳せたい。
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