« 2013/11/08 | トップページ | 2013/11/26 »

2013/11/22

2013/11/22

情報ネットワーク法学会第13回大会

今年も情報ネットワーク法学会である。
明日である。

ことしもジャイアンリサイタルやりまっせー。
本年度の研究大会を以下のとおり開催いたします。

開催日 :2013年11月23日(土)

開催場所:関西大学 高槻ミューズキャンパス 大阪府高槻市白梅町7番1号
     (JR高槻駅から徒歩約7分、阪急高槻市駅から徒歩約10分)
     アクセス:http://www.kansai-u.ac.jp/Fc_ss/access.html

参加費用:学会員は無料、一般 1万円、学生 3000円
     非学会員は、参加費を会場にて現金でお支払いください。
     非学会員は、本年度中に学会入会の場合には、本参加費を
     本参加費を本年度(2013/10~2014/9)に限り学会入会金に充当することができます。



~ 開催プログラム ~

●開場・受付(9:00~) ※西門正面の階段を上がり2階で受付

●個別報告(9:30~11:50)
 報告者による発表をいただきます。
 4つの会場で平行して開催します。どの発表にも参加可能・途中移動可能です。
 教室については、会場にて改めてご確認ください。

 【個別報告A(個人情報保護1)】
  発表題目: インターネット上における情報の削除請求と「忘れられる権利」について
  発表者:  蔦大輔(弁護士)、田保雄三(弁護士)、岡田健一(弁護士)

  発表題目: 個人情報の保護範囲―日米の「個人識別性」をめぐる議論を通じて―
  発表者:  山口知仁(筑波大学)

  発表題目: スマホファースト時代のプライバシー保護
  発表者:  飛田治則(追手門学院大学)

  発表題目: 特別地方公共団体の個人情報保護に関する諸問題
  発表者:  湯淺墾道(情報セキュリティ大学院大学)

 【個別報告B(個人情報保護2)】
  発表題目: パーソナルデータ取引における本人同意取得の際の経緯に関する考察
  発表者:  吉田智彦(総務省情報通信政策研究所)

  発表題目: ビッグデータビジネスにおける個人情報の容易照合性に関する考察
  発表者:  藤村明子(NTTセキュアプラットフォーム研究所)、
        間形文彦(NTTセキュアプラットフォーム研究所)、鈴木正朝(新潟大学)


  発表題目: 閉鎖的CGMにおける故人情報に関する遺族による権利主張の可否
  発表者:  吉井和明(弁護士)

  発表題目: プライバシー影響評価(PIA)に関する国際的動向と我が国における課題
  発表者:  村上康二郎(東京工科大学)

 【個別報告C(サイバー社会、犯罪、セキュリティ)】
  発表題目: サイバー・セキュリティにおける情報共有~クリアランス制度を中心に
  発表者:  有本真由(弁護士)

  発表題目: 民事・刑事上のwebサイトリンク行為の違法性に関する比較についての試論
  発表者:  壇俊光(弁護士)、板倉陽一郎(弁護士)

  発表題目:(発表キャンセル)サイバー犯罪、サイバー戦争に関する、世界を二分する論争について
  発表者:  塗谷隆弘(情報セキュリティ大学院大学)

  発表題目:(発表キャンセル)データ・プライバシー、データ保護、政府監視に関する法律に対する一考察
  発表者:  ポーリーン・C・ライヒ(早稲田大学)

 【個別報告D(コンテンツの活用と権利)】
  発表題目: 「法情報学」への基礎法学的アプローチ デジタル法制史料の活用法
  発表者:  中網栄美子(早稲田大学)

  発表題目: ライセンスと「精神」~オープンソースソフトウェア利用と現場の悩み
  発表者:  杉本等(静岡大学、株式会社パドラック)、藤本亮(静岡大学)、他

  発表題目: 大学教育における教材オンラインストレージとFair Use
        --Georgia State University e-reserve判決分析と今後の展望--
  発表者:  河井(井上)理穂子 (埼玉工業大学)

  発表題目: 特許権と差止請求権は一体か?
        :eBay事件に関する米国連邦最高裁判決の情報法的再検討
  発表者:  中村伊知郎(情報セキュリティ大学院大学)

○昼食休憩(11:50~13:00)
 お食事後は、休憩会場でポスターセッションにご参加ください。

●基調講演(13:05~13:45)
・テーマ「プライバシー・個人情報保護システムの近未来像と特定個人情報保護委員会」
 講師:堀部政男氏(情報ネットワーク法学会フェロー・一橋大学名誉教授)

●特別講演(13:45~14:25)
・テーマ「番号法の成立と今後の課題」
 講師:岡村久道氏(国立情報学研究所客員教授・弁護士)

○休憩(14:25~14:35)

●パネルディスカッション(14:35~15:35)
・テーマ「個人情報保護法制のグローバルダイナミズム」
・内容: EU一般データ保護規則提案、OECDガイドライン改定などのグローバルな
     動き、ビックデータ問題などの国内の動きを俯瞰的にみて、これからの
     わが国のあるべ個人情報保護法制を議論します。
・チェア:小向太郎氏(情報通信総合研究所)
・登壇者:堀部政男氏、石井夏生利氏(筑波大学)、
     高木浩光氏(産業技術総合研究所)、坂本団氏(弁護士)

○休憩(15:35~15:50)

●分科会1~3(15:50-17:20)
 3つの分科会で平行して開催します。どの分科会にも参加可能・途中移動可能です。
第1分科会(第1会場)
・テーマ「パーソナルデータの利活用はどうあるべきか」
 発表
  森  亮二(弁護士)
  藤村 明子(NTTセキュアプラットフォーム研究所)
  高木 浩光(産業技術総合研究所)
  菊池 浩明(明治大学)
 司会
  佐藤 慶浩(日本ヒューレット・パッカード株式会社)

第2分科会(第2会場)
・テーマ「ソーシャルメディア社会における情報流通と制度設計 中間報告」
※本分科会は180分で行います。途中で休憩時間を取りますので、別の分科会への移動を
希望される方は、この休憩時間にお願いします。
 発表
  生貝 直人(国立情報学研究所)
  木村 昭悟(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)
  山口  浩(駒沢大学)
  一戸 信哉(敬和学園大学)
  藤代 裕之(法政大学)


第3分科会(第3会場)
・テーマ「法情報教育と法学教育のいまと未来」
 発表
  渡邊  弘(活水女子大学)
  藤本  亮(静岡大学)
  稲葉 光行(立命館大学)
  指宿  信(成城大学)
 司会
  藤本  亮

●分科会4~5(17:30-18:50)
第4分科会(第1会場)
・テーマ「インターネット選挙運動の回顧と展望」
 発表
  西田 亮介(立命館大学)
  山崎 孝広(東京都選挙管理委員会)
  湯淺 墾道(情報セキュリティ大学院大学)
 司会
  湯淺 墾道

第5分科会
・テーマ「デジタル出版権と自炊判決~出版物のデジタル化を巡って」
 発表
  岡田 昌浩(広島大学)
  栗田 昌裕(龍谷大学)
  松田 誠司(弁護士)
  板倉陽一郎(弁護士)

 司会
  壇  俊光(弁護士)

●ポスターセッション(昼食タイム・休憩タイム)
 昼食タイムと休憩タイムに休憩会場でポスターセッションを実施します

 ポスターセッションの申し込みは、終了しました。

●懇親会(19:00~)
※懇親会は参加希望者が多数のため、会場のキャパシティを超えましたので申込を終了しました。
ご了承ください。
 研究大会閉会後は懇親会(有料:6,000円)を開催いたします。
 (会費は学会当日の受付時にお支払ください)
 会場: VULCANO(イタリアン・カジュアル)
 住所:高槻市古曽部町2-13-22 ※キャンパス北門の前です。
 電話:072-685-0068
 http://r.gnavi.co.jp/k7xxz6tw0000/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

情報ネットワークローレビュー

情報ネットワーク法学会の学会雑誌である、情報ネットワークローレビューが発売された。


私は、論説1本、研究ノート1本、パネラー1つ、会場からの発言と結構やりたい放題のようである。

というわけでどうぞ。

〈主要目次〉
〔論説〕
   ●テレイグジスタンスの提供に伴う不法行為責任の検討……赤坂亮太
   ●発信者情報開示請求訴訟における「対抗言論の法理」と「権利侵害の明白性」の要件事実的な問題について……壇 俊光、森 拓也、今村昭悟
   ●米国におけるサイバーセキュリティ法制・大統領令の示唆……Pauline C. Reich、高橋郁夫、有本真由
   ●遠隔操作ウイルス事件が裁判実務に与える影響について……森 拓也、今村昭悟、岡田健一
   ●データ消失事故におけるクラウド等サービス提供者の民事責任……吉井和明
〔研究ノート〕
   ●サイバー犯罪における間接関与者に対する罪の成否及び疑律……壇 俊光、飯田幸子
   ●個人情報保護におけるオンブズマンの役割……飛田治則
〔基調講演〕
   ●情報ネットワークのセキュリティとプライバシーに関する国際規格の意義と課題……苗村憲司
〔特別講演〕
   ●「プロジェクトマネジメント義務」判決と法的諸問題……藤谷護人
   ●情報システム開発はなぜ失敗するか……澁谷裕以

〔シンポジウム〕
   ●Winny(ウィニー)事件を考える……秋田真志、石井徹哉、指宿 信
   ●ソーシャルメディアの信頼性……落合洋司、藤代裕之、山口 浩、一戸信哉
   ●法律系データベース利用の現状と展望~どう使われ、そしてどう使われていないか~……川原﨑晶子、横市彰文、奥 智規、上田茂斉、村井のり子、平岡 敦、藤本 亮
   ●プロバイダ責任制限法10周年 
  町村泰貴、森 亮二、壇 俊光、小倉秀夫、丸橋 透
   ●自治体情報の管理と発信
  河村和徳、岡本 真、湯淺墾道、鈴木正朝、木浪久美子

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2013/11/08 | トップページ | 2013/11/26 »