ハイスコア更新
ハイスコアガールというマンガを知っているだろうか。
ゲーム好きの主人公とヒロインのラブコメ作品である。
ストーリーは、比較的ほのぼのしているのであるが、このマンガを巡っては、ゲームの著作権を侵害したという理由で、SNKプレイモアが、刑事告訴をして、大阪府警が、スクエアエニクスにガサを入れたというほのぼのしていない状況だったのである。
ニュースでは書かれていないが、作者の押切蓮介氏もガサを受けていたようである。
この件、不起訴で終わったようであるが、めでたしめでたしではない。
こんなの、少しでも知財を勉強したものであれば、引用の範囲と分かるレベルである。
法律は年々加速度的に専門性を必要としている。
しかし、お巡りさんや刑事裁判官が、十分な対応をしているかと言われると、NOである。
むしろ、処罰したさに法律の魔改造をはじめるチート裁判所がいる絶望的状況である。
今日、ハイスコアガールが連載再開するという記事を目にした。
すこし、遅きに失した感はあるが、単なるマンガ界だけの問題ではなく、この国における自由の為の格ゲーである。
変な飛び道具には、バニシングフラットだ!
YOU WIN!
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