○士の商法
日弁連が武井咲を起用したイメージCMを作成したらしい。
武井咲というと、2016年に日弁連は、少し離れたら弁護士という文字すら読めない慎ましすぎる広報ポスターを作成したのであるが、今回はそれに続く第二弾である。
今回のCMも、何を訴求したいのかわからないわ、「ひまわりお悩み110番」という長くて覚えにくいキーワードで検索させようしてみたりするわ、無駄遣いの太鼓判を押せる見事な仕上がりである。
そもそも、イメージ広告自体、砂漠に水を撒くようなものである。
日弁連のホームページに「イメージアップ広報CM」という表示をしているのは、広告屋にカモられたいという強い意志の現れなのだろう。。
ちなみに、日弁連は、2014年にも数千万円を投じて、岡崎体育「MUSIC VIDEO」の「別撮りでうたわせる~」まんまのCMを作成し、さらに地上波で流す金が無かった見事なお仕事をされていた。
今回のCMを見る限りでは、日弁連のお偉方は、失敗から学ぶのがよほどお嫌いなようである。
ところで、日弁連の現在の会長である中本先生は、我が大阪弁護士会でも会長を勤められた重鎮である。
中本先生は、日弁連会長になってから、
失言で、消費者庁の移転について容認されたかのような記事にされてみたり、
記事
世間の感情を逆なでするような死刑反対決議をしてみたり、
記事
一部の悪質な弁護士のためにみんなでお金を出し合う制度を提案したり、
まさに大活躍である。
ところで、中本先生は、大阪弁護士会の会長時代にも3000万円を投じてCMを作成したことがある。
反対を振り切って大金をはたいた割には法律相談がちょびっと増えただけという見事なお仕事ぶりであった。
今回のCMは、失敗から学ぶ姿勢を全く感じさせない、日弁連会長に相応しい見事な仕事ぶりである。
今や無駄遣いの名声を欲しいままの中本会長。
そのお金が会員の重い負担から拠出されているのを真に理解する日は来るのか、これからどこに行くのか、生暖かく見守るしかない!
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