貴乃花親方理事解任
日本相撲協会は4日貴乃花親方を理事解任したようである。
巡業部長でありながら、協会に対する報告を欠いたうえ調査に非協力的だったというのが理由のようである。
定款を見る限り、32条1項の「職務上の義務に違
反し、又は職務を怠ったとき」を理由とするようである。
これに対して、貴乃花側が訴訟に出る可能性等を報道する記事もある。ただ、こういう訴訟に関しては部分社会の法理という壁が結構高い。
部分社会は「一般市民法秩序と直接の関係を有しない内部的問題にとどまる限り、裁判所の審判権は及ばない」という法理であり、大学や政党などで適用されてきた。
仮に貴乃花側が解任の無効を裁判で争っても、規約が無効でないかぎり、規約に従って手続きをしているかという形式面の判断で終わる可能性が高い。
で、解任後池坊評議員の記者会見がなされたようである。
メディア戦をおこなう弁護士の目から見ると、漢検の前歴があり、公益法人に寄生しているお方という印象の池坊氏のキャラクターもさることながら、礼儀がどうたらという処分が言いがかりだった印象を与える発言内容といい、近年まれに見る最低レベルであった。
早速、池坊氏に対する批判のツイートが出ているようである。
神聖な国技を私物化してるようなイメージを与えたのだから仕方ない。
膿を出し切りたい
お前が膿やろ!と突っ込んだのは私だけではないようである。
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