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2018年8月29日

2018/08/29

非弁×(ダメ)

ドクターXの米倉涼子さんがリーガルVで元弁護士を演じるらしい。
かつて大手法律事務所「Felix & Temma法律事務所」に所属していたが、ある理由で弁護士資格を剥奪されたスキャンダラスなヒロインだ。
そんな翔子は、ペーパー弁護士の大学教授に法律事務所を開かせた上に、もっともらしいうそ八百を並べて“ワケありの弁護士やパラリーガル”をスカウトし、弱小弁護士集団を築き上げる。
それ、非弁ですがな。。。orz
というわけで、解説することにする。
 
日本では、弁護士以外の者が、有償で法律事務やその斡旋を業とすることが禁止されている。そして、弁護士は、非弁護士と業務提携することや、有償で業務斡旋を受けることが禁止されてる。
(非弁護士との提携の禁止)
第二七条 弁護士は、第七十二条乃至第七十四条の規定に違反する者から事件の周旋を受け、又はこれらの者に自己の名義を利用させてはならない。
 
(非弁護士の法律事務の取扱い等の禁止)
第七二条 弁護士又は弁護士法人でない者は、報酬を得る目的で訴訟事件、非訟事件及び審査請求、再調査の請求、再審査請求等行政庁に対する不服申立事件その他一般の法律事件に関して鑑定、代理、仲裁若しくは和解その他の法律事務を取り扱い、又はこれらの周旋をすることを業とすることができない。ただし、この法律又は他の法律に別段の定めがある場合は、この限りでない。
 
(非弁護士との提携等の罪)
第七七条 次の各号のいずれかに該当する者は、二年以下の懲役又は三百万円以下の罰金に処する。
一 第二十七条(第三十条の二十一において準用する場合を含む。)の規定に違反した者
三 第七十二条の規定に違反した者
これは、インチキくさいものを法律事務から排除してクオリティを保つ趣旨である。
しかし、最近は法曹人口増大の煽りか、お年寄りの弁護士や、食えない弁護士がこの手の業務提携に手を染めたという話を聞いている。
 
そして、世の中には一般の人が思っているよりも、この手の業務で儲けてやろうと、非弁の提案をしてくるやつは多い。
 
そんなことになれば、弱者が、さらにインチキ業者の食い物ということになりかねない。
 
で、このドラマ、記事を見る限りでは、法律で禁止されている非弁行為そのものである。
こんなのリアルであると信じる者が出ないことを願うのみである。
 
 
というより、日弁連の広報の人達は何をしてるんだ?
同じ事務所のタレントを使ったポスターで無駄金使って終わりか?

ぼやきが止まらないのでこのあたりで。

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