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2023/03/13

2023/03/13

弁護士のためのPR(広報)実務入門─PRの考え方・平常時の活動から記者会見・ネット炎上対応まで

PRと弁護士、この二つは、えらく関連性が薄いという感じを受けるかもしれないが、弁護士は、謝罪会見とか不祥事の緊急対応でかり出されることが多いのである。

近時、弁護士が関わってる割には、稚拙な記者会見がyoutubeなどに溢れている。

そういうこともあって、私がPRプランナーの資格を取得したことや、PR実務研究会(仮)という研究会を作って研究を進めたことを切っ掛けに、弁護士目線のPR実務本を書籍にすることにした。

バックグラウンドの違うメンバーの目線をまとめたのでなかなか面白いものとなっている。

私は、Winny事件で得た逆境下でのPRのノウハウをできるだけ盛り込めたと思っている。

弁護士だけでなく、弁護士の戦略思考を知ることができる上で企業の方も必見である。

 

ちなみに、この本は、本文だけでなく、コラムも必見である。

私もすこしだけ関わらせてもらった

 

の裏話も少しだけ紹介している。

是非どうぞ。

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国破れて著作権法あり ~誰がWinnyと日本の未来を葬ったのか (みらい新書)

城所先生の新作が発刊された。

 

実は、城所先生は、私が本

を出版したとき、私の本を読むという長編の記事を書かれていたお方である。

Winny天才プログラマー金子勇との7年半』を読む①
『Winny天才プログラマー金子勇との7年半』を読む②
『Winny天才プログラマー金子勇との7年半』を読む③
『Winny天才プログラマー金子勇との7年半』を読む④
『Winny天才プログラマー金子勇との7年半』を読む⑤
Winny栄光なき天才:金子勇の悲劇を繰り返さないために(上)
Winny栄光なき天才:金子勇の悲劇を繰り返さないために(中)
Winny栄光なき天才:金子勇の悲劇を繰り返さないために(下)①
Winny栄光なき天才:金子勇の悲劇を繰り返さないために(下)②

今回の本は、この記事をまとめていろいろ追加した本となっている。

ここで書かれていることの多くは、私が、本を出そうとしたときに、金子さんにフォーカスするためにあえて書かなかったことである。

Winny事件とは、著作権法、刑事司法、ジャーナリズム、コンテンツビジネスの暗部が不幸な形に絡まって生まれた悲劇と言っても過言ではない。

そして、それは、当時も今も変わらない。

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映画「Winny」公開

3月10日に映画「Winny」が公開された。

 

早速、公開日に映画館に行ってみた。

彼が無くなってから10年間、彼の名誉回復を願ってこれまで闘ってきた私にとって、周りの観客の金子さんに向けられた笑い声や涙がとても嬉しかった。

ただ、私の脳裏には、金子さんの声や笑顔やときどき見せる悲しそうな顔、いろんな姿が焼き付いている。
私は、その姿と、映画の映像を照らし合わせるという私だけの楽しみ方をしている。

この映画では、撮影前に模擬裁判をしてみたり、現場では、インターン生と一緒にはこ馬を運んだり、制作部の恋バナ聞きながらロケ弁食べたり、俳優の為にスポットクーラー差し入れたり、勝手に演出みたいなことをしたり、ほんの少しだけ関わらせてもらった。

その立場からいうと、この映画は、金子勇の物語ではあるが、何から何まで説明するわけでも、製作側の主義主張を押しつけるものでもない。

その意味では隙間だらけの作品である。

映画を見て、金子勇やWinny事件に興味を持った人が、いろんなことを調べて、自分自身で、この映画の隙間を自分なりに補完してもらえたら幸いである。

ただし、ネットの知ったかぶりを鵜呑みにしても、誰かのせいにするしかできない。
各自が出来る最善のことをするのが大切(by金子)なのである。


そして、映画を見た人が金子さんを自分の勇気にして、新しいチャレンジをしてもらいたいと思っている。

そういう人達の中で、金子勇は生きていけるのだから。

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